11月4日(水)

 約5か月振りにこのブログに書き込んでいる。今ちょっと読み返してみたところ、会計やファイナンスの知識を用いずに、新聞や投資の本で得たペラペラな知識をひけらかしているに過ぎなく、思わず苦笑してしまった。だが、昔のブログを読むと、当時に自分がどんなことを考えていたかを知ることができ、今の自分とどこが違うのかがはっきりと分かるため、着実に自分が投資の知識を得ていることを再確認することができた。約5か月後、自分が何を学んだのかというと結局は投資で短期的に大儲けすることは(自分にとって)難しいということだ。しかし、これはあくまで短期的な話であって、長期的に見れば、投資は確実に儲けるものといっても差し支えないと思う。この結論は、単に投資のテクニックを身につけることができなかったために導き出したのではなく、投資ひいては資本主義について正しく理解することができたため導き出せたのだと言える。5か月前まではふわふわしていた知識がおおよそ体系だった知識にすることができたと思う。自分がこの5か月間に読んだ本は、ポートフォリオ理論、ファイナンス会計学、長期投資に関する本である。どれも専門書と呼べるものではなく、内容は簡単であるものばかりであったが、その分基礎的な部分が良く分かったため自分にとってはぴったりの本ばかりであった。今後は、特定の企業の財務諸表の分析や本の感想を中心にブログを書いていこうと思う。