4月17日(金)

 今日は売買なし。最近の日経新聞を読むと、新型コロナの収束時期は当初の予定よりも遅れそうであると感じる記事が多くある。例えば、国内での感染者数の増加拡大やワクチンの開発時期が早くて来年になることである。今までの自分の見込みとしては、三月後半の都の外出自粛要請が政府のできる感染防止策のピークであり、その後は政府の政策による経済活動の停滞はないと考えていた。その背景にあったのは、日本の感染者数が世界的に見てかなりの低水準にあったことだ。しかし、四月に入ってから国内の感染者数は一気に増加し、都が緊急事態宣言を発動する事態にまで陥った。そして昨日は全国に緊急事態宣言を発動した。このような国内の事態の悪化によって、五月には日経平均が回復基調になるとの見方は間違いであるとみていい。よって、日経平均の回復時期について改めて再考する必要がある。まず、確認するべきことは新型コロナの収束方法だ。最近まで、新型コロナを一般的な感染症とみなして夏ごろには収束するだろうと言われてきた。だが、最近では新型コロナは一般的な感染症とは違い、季節を問わず感染するリスクがあると判明している。よって、外出自粛による収束は見通せない。となると、ワクチンの開発においてのみ収束が可能となる。前述のとおり、ワクチンの開発は来年までかかる見通しだ。よって、日本における新型コロナの収束時期は来年の一月あたりだろうと思う。日経平均は、完全なコロナの収束を待たず、収束の兆候が見えたころから回復するだろうと予測できるので、今年の十月には回復し始めると予測する。

直近では、17000円付近を底として上昇し、19000円付近でもみ合いを続けているが、景気の悪化に関するニュースが見えたころに再び下落に転じると思う。よって、自分はこの事態に備えて、自分のポジションを整理しようと思う。具体的には、コロナ関連の銘柄のみを残し、あとは売却し現金保有率を高めようと思う。