4月30日(木)

 今日は売買なし。今日はみらかHDが火曜日に引き続き大幅に続伸した。材料は、抗原検査キットの製造販売を国が数日以内に承認する意向で、承認されれば国内工場で週20万キットを生産する予定だと日経新聞が発表したことだ。今日の日足を見ると、寄りで高値を付けた直後に下がり、火曜日のようにこのままずるずる下がっていくように思っていたが、下がった後じりじりと上げていき、後場には高値を更新した。しかし、勢いは続かず、高値更新後再びずるずる下げていって、最終的には寄りより少し低い値で引けた。なかなか気持ちよく上昇しないのは、2700円に抵抗線が存在するためだと思っている。自分の考えでは、今日の続伸は初動に過ぎないと考えているのでまだまだ上昇の余地はあると考える。なぜなら、検査キットの生産による収益への影響は、株価に織り込まれていないと思うからだ。検査キットの価格はまだ公表されておらず、検査キットの詳しい情報が出てくるまでもう少し保持していようと思う。

 一方、自分がテレワーク関連銘柄として期待しているパシフィックネットは約5%安と、さえない値動きとなった。理由は、パシフィックネット自体に問題があるのではなく、レムデシビルが新型コロナウイルスの治療薬として効果を認められたというニュースが出たことで、市場が景気敏感株へ資金を回しだしたからだ。おかげで、今日はコロナ関連銘柄はどれも軒並み下落していた。だが、もう一つニュースが出ていて、それは、政府が緊急事態宣言の延長を検討しているという内容だった。これによって、一段のテレワークの需要が創出されると思っている。正直、5月いっぱいは新型コロナの収束は見通せないと考えている。それまでは、コロナ関連銘柄を攻めていても大丈夫だと思っている。