5月8日(金)

 今日は売買なし。GWが明け、経済再開に向けて各国が動き出していることが好感され、日経平均は二日続けて上昇した。色々と情勢が変わってきているが、自分は依然として様子見を続けるつもりだ。なぜなら、いくら経済が再開されても、コロナによる経済の破壊から回復するまでにはかなりの時間がかかるとみているからだ。米国では、失業率が15%に達しており、済が再開しても家計消費の低迷が影響して、しばらくは経済が低迷すると考えている。5月6日(水)の日本経済新聞の記事では、7月にコロナが収束するという楽観的な見方をとっても、10~12月期の米国のGDPはコロナ前の水準には戻らないと推計されていると書いてあった。なので、この状況下で製造業や小売業のうちの割安株を購入したとしても、平均回帰による値幅取りはできないと考えており、ここで自分がとるべき投資方針は、コロナが収束するまで臨床検査関連事業を展開する企業やテレワーク関連企業などのコロナの恩恵を受けている企業に投資し、その後はひたすら優良企業を探して、経済が回復しだすタイミングで買うことだ。現在経済再開や治療薬に関するニュースで日経平均が上昇しているが、この上昇は長くは続かず、いずれ下降し始めると考えている。その時期は分からないが、間もなく訪れるのではないかと予測している。また、コロナ関連銘柄のブームが消えていく時期はそろそろ近いと考えている。よって、5月中にはコロナ関連銘柄とは見切りをつけ売却し、来る株価下落に備え現金を確保しておきたい。